音楽領域サウンドメディア・コンポジションコースで作曲・録音・音響を学ぶ学生とデザイン領域先端メディア表現コースで映像を学ぶ学生が、ツールを使ってコミュニケーションし、1分程度で起承転結する映像作品と音楽・音響作品を制作しました。
音楽主導で制作する「Movie on the Sound」、映像主導で制作する「Sound on the Movie」。どちらかが先にコンセプトと音や映像のアイデアを提示し、共同で作品制作を行いました。

「音」→「映像」

  Movie on the Sound

too late

音楽領域 サウンドメディア・コンポジションコース

大澤 和也

今回の楽曲は、夜中をイメージして作曲しました。虚無感を演出するためにベース無しの構成にし、広がりのあるPad音源はLowの周波数をあえて残し、ベースなしでも満足できるようにMIXしました。


デザイン領域 先端メディア表現コース

木下 朋香

この曲を聞いてまず思い浮かんだのは、「都会」、「ネオンライト」、「チルアウト」の三つのワードでした。そこから私の得意なイラストを使った映像にどう落とし込んでいくかを試行錯誤しながら楽しく作らせていただきました。 ”チルアウト”というワードが先に出てきたこともあり、曲も映像もゆったりとしていますが、色や動きなどでメリハリのある都会のスタイリッシュ感を演出してみました。

Gocha x Gocha Breaking!!

音楽領域 サウンドメディア・コンポジションコース

中野 百香

アップテンポでかっこいい曲という、今まで作ったことがない音楽に挑戦しました。かっこいい雰囲気を映像と音両方から感じて頂ければと思います。


デザイン領域 先端メディア表現コース

保手浜 卓人・前田 翔勇

疾走感のあるサウンドに感性を爆発させ各々の自由に制作しました。複数人制作の特色を活かした多種多様に入り乱れる映像表現をお楽しみください。

さかにゃつり

音楽領域 音楽総合コース

稲吉 祐妃

昼の海をイメージして作りました。可愛らしい映像と共に、楽しんでいただけたらと思います。


デザイン領域 先端メディア表現コース

山形 篤輝

海や浜辺をイメージした楽曲と聞いて、海をテーマに猫が釣りをするかわいらしいアニメーションを制作しました。

Pina-ka

音楽領域 サウンドメディア・コンポジションコース

毛利 境吾

音作りを中心に研究しながら制作をしました。作曲の手札を増やす為、様々なエフェクトやプラグインの効果を試しました。


デザイン領域 先端メディア表現コース

伊藤 辰真

最初アートコアやユーロビートに近い曲を依頼されたので、映像の展開や切り替えはある程度早く、見た目の印象はノスタルジックな感じに調整しました。

「映像」→「音」

  Sound on the Movie

ビビッド

デザイン領域 先端メディア表現コース

伊藤 辰真

モーショングラフィックスと実写の映像でサイケデリックな作品を制作しました。音が付く前提での制作だったので、ある程度映像のテンポは一定にしています。


音楽領域 サウンドメディア・コンポジションコース

佐々木 季

映像を見て世界観が独特で印象的だったので、音楽も独創的な印象を与えられるよう作曲しました。特に色々な種類の効果音を多く入れることで、見た人にインパクトを与えられるように工夫しました。自分で自由に音楽するのとは違い、元のイメージが作られているものに音楽をつける経験はあまりなかったので良い経験になったと思います。

あの日の記憶

デザイン領域 先端メディア表現コース

木下 朋香

とても心に残る物語に最近出会い、それを映像で表現したくなって制作しました。普段は、キャラクターイラストがメインの動画を制作しているのですが、今回、初めて本格的に背景イラストに挑戦してみました。日常の何気ない一コマを切り取ったような、心温まる世界観が表現できていればいいなと思います。


音楽領域 音楽総合コース

首藤 蒼門

映像のノスタルジックな感じを音楽でも表現しました。編成はピアノ、ストリングス、パーカッション等です。

おどれや踊れ

デザイン領域 先端メディア表現コース

保手浜 卓人

BPMの指定や音像を揺さぶる背景イメージの切り替えが特徴です。実験的な音楽が出来上がるんじゃないか、という期待も込めて……。


音楽領域 サウンドメディア・コンポジションコース

関田 陽斗

映像を観たときに、どこか歪みのようなものと危うさを感じたので、それを音で表現しました。

カオス

デザイン領域 先端メディア表現コース

前田 翔勇



音楽領域 音楽総合コース

丸山 裕斗

映像のテーマが「カオス」との事だったので、様々な世界が次々と混在してる様な音楽をめざしました。

浮遊感

デザイン領域 先端メディア表現コース

山形 篤輝

孤独からの解放というものをテーマに制作しました。周囲から浮くという内面を机と椅子を浮かせることで表現しています。また、今回は見る人によって別の解釈が生まれてくれることを期待してキャラクターなどを使わずにものだけで表現しました。


音楽領域 音楽総合コース

原瀬 結名

全体的にタイトルの浮遊感のある柔らかい音を意識してつくりました。ピアノの少し緊張した刻みから、後半になるに連れて徐々に緊張感から解放されていく感じが表現できるように工夫しました。